【 子どものいる住まいづくり 】

4.自立を助ける空間

1歳や2歳の子供でも、身のまわりの事を自分でしたり、お手伝いをしたりすることで、
自信を身につけていきます。

「自分がやった方が、早いから。危ないから。」
と思うこともありますが、気長に見守ってあげるのも大事なことです。

子供が自分でできるようにするには、家具の配置や、収納場所が重要になります。

また、目の届かない所などで、危険なところはないか確認しておきましょう。

☆ 家事を楽しくお手伝い

☆ 自立を促す 〜お片付け〜

☆ 自立を促す 〜水周り・離れたトイレはイヤ!!

☆ 自立を促す 〜水周り・帰ったらまず手洗い

 家事を楽しくお手伝い

■ キッチンでのお手伝い

キッチンは家族が参加しやすい配置にすると良いでしょう。

子供達が料理に参加することは、食育にもつながります。

対面のI型キッチン、アイランドキッチン、ペニンシュラなどのオープンなキッチンであれば、子供達も料理に参加しやすいと思います。

キッチン

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 自立を促す 〜お片付け〜

■ おもちゃの収納 〜自分でお片付け〜

自分で出したものは、自分で片付ける習慣を身につけて欲しいものです。

子供が使いやすい位置に、収納を設けましょう。

また、たくさんのおもちゃが見えていると部屋が雑然と見えます。

雑然とした部屋では、子供も大人もリラックスできませんよね。

小さい子供は扉で指を挟むこともあるので、布で隠した棚に収納するのも一つの方法。


収納棚例1

【収納棚 例1】

作り付けのオープン棚

ロールスクリーンやカーテンで隠すと
すっきりします。

箱やかご、引出しに片付けるのは、どの家庭でも見られますね。

飾りコーナーをつくって、ぬいぐるみやミニカーも飾って、楽しくお片づけ


飾る収納

【収納棚 例2】

ベンチや座卓に使える棚を
飾る収納に。

箱やかごを色分けすると、分類別にお片づけがしやすくなります。

幼稚園や保育園ではフックに自分の衣類や荷物をかけることが多いので、自分でかけられる高さにフックを設けてあげると良いでしょう。

☆ お片づけのポイント

お片づけ

箱は移動できるものの方がお片付けがしやすいようです。
自分で運べるサイズの箱を使用すると良いでしょう。

■ 子供服の収納 〜自分で着替え〜

子供が小さいうちは、汗をかいたり、汚したり一日のうちに何回も着替えします。

リビングと洗面所に子供の収納をつくっておくと、とても便利です。

子供が自分で着替えをとれるように、低い位置に収納しましょう。

また、どこになにがあるか分かりやすく、絵のかいたラベルなどをつかって、
収納するのもおすすめ。

たんすに注意

たんすの下段を子供用に。
引き出しは軽くスライドするものを選びましょう。
たんすの転倒が危険なので、ロータイプのものを選ぶか、地震用金物などを使って転倒対策をとりましょう。

衣装ケース

クロゼット内に衣装ケースを使うと便利ですね。
おもちゃ収納にも、衣服の収納にも役立ちます。
ラベルは大きめにして、絵やシールで区分けすると子供にもわかりやすくなります。


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 自立を促す 〜水周り〜

■ 離れたトイレはイヤ!!

トイレ

玄関横のトイレ、廊下の突当りのトイレ・・・
冬場は寒いし、廊下が暗いと一層子供はトイレ嫌いに。
子供が使いやすいトイレの配置を考えて見ましょう。
トイレトレーニングも、トイレがリビングの近くにあると、
子供がトイレに行きやすいので早く慣れるものです。 ただし、音の配慮、視覚的配慮は忘れずに。

自立_トイレ

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Fさん、 Sさんの家も該当します。


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■ 帰ったらまず手洗い

自立_手洗い1

子供が戸外から、帰ったらまずは手洗い。

玄関付近に手洗いがあると、どろんこで帰ってきたときでも便利です。

お友達が遊びに来ても、洗面所に通さずに皆で手洗いができます。


自立_手洗い2

洗面所って洗濯用品やハブラシがあるし、お客様は通したくないな・・・。

サブの手洗いがあると、洗面所に通さずに子供の友達やお客様が手を洗えます。

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成長を見守るプラン

子どものいる住まいづくり


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