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子供部屋を考える
子供部屋はただ単に個室があればいいという時代は終わりました。
近年、社会問題にもなっている、ひきこもりや登校拒否、家庭内暴力は、
親と子供の関係だけではなく、子供部屋の在り方を改めて考えさせられる問題でもあります。
親として、どのように子供に関わっていくか・・・。
その想いを、反映した家、そして子供部屋ってどんなものなのでしょうか?
子供部屋を使い始める時期
幼い頃から、子供が自分の個室で眠る欧米とは異なり、
日本では子供が小学生になるまで、親の寝室で共に寝ている家庭が多くを占めます。
つまり、子供部屋は子供が小学生になってから部屋として使い始められるのでしょう。
子供空間プラン1 〜成長に合わせて間仕切り
成長に合わせて、壁や収納で区切るこの方法は、
最近の建売住宅でも多く採用されています。
■ 小学生
大きな一部屋として使用。2段ベッド、デスクなどを置いて。 異性の子供の場合は早めに間仕切をつけても良いでしょう。 |
■ 中学から大学
間仕切りを設けて各自の個室へ・・・ |
■ 子供独立後
両親の寝室を別にし、1つの部屋をオープンな趣味スペースに。 |
【Oさんの家より】 / Oさんの家の全体像はコチラ
子供空間プラン2 〜子供用ワークスペース
子供の個室と繋がる、子供達共有のワークスペースを設け、本棚やデスクを設置。
子供達だけの空間にして、兄弟姉妹と共同で使うことから、自立心も養いましょう。吹抜でリビングなどとつながると、子供達の様子がよく分かります。
■ 廊下を広げたワークコーナー
廊下の一角を広げてワークコーナーを。 |
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■ 独立した部屋として
ワークスペースをオープンにせず子供専用の空間として独立させることで、落ち着いた環境で勉強ができるでしょう。 |
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■ ワークルームとは別に遊び空間を
面積に余裕があるなら、遊びの空間とワークスペースを分けましょう。勉強している子供のさまたげにもなりません。 |
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子供空間プラン3 〜ファミリー書斎
大人も使う、家族共有のファミリー書斎。 |
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子供部屋のインテリア
■ 素材 〜Texture〜
幼い頃にどのようなものに触れて育つかということは、子供の感覚に影響を与えます。
子供は、床を裸足であるく、床にじかに座る、
など肌で素材感を感じているもの。
だから、インテリアの素材は、できるだけ自然素材を使いたいもの。
傷や汚れもまた、いい思い出の愛着のある部屋に。
■ 色 〜Color〜
子供部屋にうまく色をとりいれるには、ファブリックがおすすめ。
カーテン、ベッドカバー、ラグなどでコーディネートすれば、成長によって簡単に雰囲気を変える事ができます。
子供の個性を尊重して、自分らしい部屋づくりを楽しめるように、見守ってください。