【 子どものいる住まいづくり/コラム 】

子供部屋の話

子供のいる家庭、または将来子供が欲しいと思っている家庭では
家づくりをするとき「子供部屋」を前もって用意することが多いようです。

この子供部屋、どんな部屋にするべきなの?

また、本当に必要なのかな?

ただ子供部屋を与えるだけでなく、子供に合った空間作りをしましょう。

頭の良い子が育つ住まい

家族がいる場所で勉強する子のほうが「頭の良い子」に育つ、と言われているそうですね。

最近のこの「頭の良い子が育つ家」という宣伝文句が住宅業界で頻繁に使われるようになってきた気がします。

その中で、興味深い内容は、頭の良い子は勉強しやすい場所を自分でみつけている、ということでした。

私自身のことを思い出すと、小学校入学時に購入してもらった学習机ではほとんど勉強しませんでした。

自分の机で勉強し始めたのは中学生頃。

その頃にはインテリアにも興味を持ち始めたので、シンプルな小さいダイニングテーブルを購入してデスク代わりにしました。

(そのデスクは20年近く、私と共に過ごしました。)

もしかしたら、小学校入学時購入の学習机ほど無駄なものはないのかもしれません。

もし、学習机を購入しなかったとしたら、教科書や文具など、自分で管理する収納スペースをしっかり確保してあげましょう。

南向きは勉強に不向き?

南向きの部屋は日差しが強いので勉強には向かない、と言われています。

逆に北向きの部屋はやわらかい光が入るので集中して勉強するのに向いているとか。

子供部屋は日当たりがよくて、明るい南側が良い!
という方が多いのですが、子供は日中学校に行ったり、外に遊びに行っているはず。

意外と北向きで日当たりの悪い子供部屋のほうが、個室で過ごす時間が減って健康的、社交的な子供になれるのかもしれません。

ただし、北向きの部屋は風通りが悪いとじめじめしがちなので しっかりと自然換気ができる計画にしましょう。

子供部屋の掃除は誰がする?

お母さんが子供部屋の掃除をしていたら、日記があったので読んでしまった・・・

そんなシーンが以前のドラマでは見られましたが、
(最近だったら携帯のメール、なのでしょうが)
子供部屋を掃除するのはお母さんなのか!?という疑問があります。

小さい頃からおもちゃの片付けや、畳んだ洗濯物をタンスに片付けることができるような
子供も使いやすい収納にしておくと、子供も掃除や片付けをするようになるでしょう。

モップやほうきを片付ける収納を子供部屋の近くに設けられるようにするのもオススメ。

さらに、布団干しですが、これはお母さんがすることが多いのかもしれませんね。
バルコニーに出るサッシは、布団干しと洗濯をする立場の人を考えて計画する必要があるでしょう。


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