【 子どものいる住まいづくり/コラム 】

トイレトレーニングしやすい住まい

トイレトレ=トイレトレーニング

言い換えると、オムツ外しのことですが、子育て中のママが皆悩むことですよね。

どんなにやる気を持たせても、やさしく促しても、うまくいかない時はあります。

トイレトレを進める秘訣は

「ママがイライラしない!」
「子供をおだてて、ほめて、やる気をださせる。」

ことだと言われていますが、ここでは、子供がオムツバイバイする気になる、そんな住まいの秘密についてお話しします。

汚れたって気にならない

子供が失敗してしまった時、畳や洋服を汚されてしまうと、 分かっていても怒ってしまいますよね。

トイレの失敗したときは「絶対に怒ってはダメ」なのだと保育士さんから言われました。

そこで、トイレトレの時期は畳の部屋に汚れても良いマットやござを敷いたり、「雑巾+プチバケツ」セットをすぐに取り出せるようにするだけで、少し気分は軽くなると思います。

そう、お母さんに余裕があることで、トイレトレは前進するのです。

あとは、失敗しちゃった子供にも、最後に雑巾がけを手伝ってもらうと良いですよ。

お母さんの気持ちを分かってくれるはずです。

なんて言っても、私もだいぶ怒ってしまいましたけどね・・・


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子供が行きたくなるトイレに改造

まずは、トイレに行きたいな、という気持ちになることが大切です。

トイレに「できたねシール」を貼る場所を設けたり、 ポスターや音声付おまるでトイレを楽しくするのも一つ。

かわいいマットやカバーをつけるのも良いでしょう。

(マットは不衛生になりがちなので、こまめに取り替えましょうね。)

オムツが取れてからもトイレを汚してしまうことが多々あります。

それを加味して、思い切ってトイレリフォームをしてしまうのも良いかもしれません。

掃除のしやすいタイルの床にしたり、「手洗い」を覚えるために手洗い器をつけたりすると良いでしょう。


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暗いトイレに行きたくない

家の配置上、どうしてもトイレに窓が無かったり、 暗い廊下を通らずにはトイレに行けなかったりすることがあります。

また、古い家でどうやっても「子供が行きたくなるようなトイレ」に改造できそうにないトイレもあります。

嫌がって子供がトイレに行こうとしない

そんな時は、トイレトレの初めの時期だけでも、 洗面所やリビングの影に「おまる」を置いてみる、という方法があります。

うちの子供たちが通った保育園の乳幼児クラスでは、トイレが部屋の一部に設けられてました。

腰高の壁で仕切られているだけなので、トイレにいても室内の先生の存在がすぐわかるので、自然にトイレに行くようになったそうです。

「おまる」に座るということを理解する・・・ステップ1
座ってみて偶然成功・・・ステップ2

これを乗り越えれば、きっとママと一緒に家のトイレに行くようになってくれるでしょう。


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今から家を建てようとしている場合

子供が行きたくなるトイレを作りましょう。

明るく、清潔であれば、きっとトイレトレもスムーズに進むでしょう。

トイレトレの時期だけでなく、成長してからも、 「夜はトイレに行くのが怖い!」と思ってしまうと、おねしょや体調不良の原因となってしまいます。

トイレまでの動線を明るくしたり、寝室に隣接させたり、思い切ってリビングから入れる位置にトイレを作ってしまうと良いでしょう。

(その場合はうまく視線や音を遮るようにしましょう。)

トイレをゆったり設けられるようでしたら、洗面所並みの手洗器を設けると、汚れ物の水洗い、掃除にも使えます。

トイレを出た後の手洗いをしっかり覚えさせるためにも、手洗い器は必要です。

やはり床を汚すことが多いので、床はタイルなどにしておくことをお勧めします。

男の子がいる家庭は小便器のことも検討してみましょう。


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