【　家づくりをはじめよう／コラム　】

最終検査の詳しい話

工事が全部終わりました。

この家を工事会社から引き渡してもらう前に
きちんと工事が完了しているか確認するのが「最終検査」です。

また、これとは別に、確認申請を行った審査機関によって、
きちんと工事がされたか検査するのが「完了検査」と言われています。

引渡し前に行うこれらの検査について紹介します。

完了検査って？

完了検査は、最終の検査です。

建物が確認申請の図面どおりに建てられているかの検査を行います。

建物の間取り、配置、窓の大きさから、シックハウスに関して内装の性能の資料、火災警報器がつけられているか などを検査します。

無事、合格となれば、完了済証が交付されます。

どこまでしてもらえる？手直し工事

基本的に不具合があるところ、設計通りではないところ、汚れなどは直るまで手直ししてもらいましょう。

しっかり手直し工事をしてもらうと、引渡し前バタバタになってしまうことも多いので、引渡しの時期は引越し予定時期から余裕がある方が理想なのでしょうね。

最終検査のチェック項目

最終検査のチェック項目です。

基本は見た目の問題だと思いますので、気になるところはきちんと指摘しましょう。

・　設計通りになっているか
・　クロスの浮き、破れ、汚れなどはないか
・　床の浮き、キズ、汚れなどはないか
・　タイルの割れ、目地などの汚れはないか
・　扉の開き勝手、カギの有無などに間違いはないか
・　建具の建て付けに問題は無いか
・　サッシなどのガラスの種類に間違いはないか
・　家具の開閉、据付、汚れなどの問題は無いか
・　トイレやお風呂、洗面化粧台などの汚れ・破損はないか
・　水周りの水漏れは無いか
・　給水、給湯位置は間違っていないか
・　コンセント位置は間違いないか

施工会社の自主検査と、監理者の検査があるので、建築主の検査ではあまり指摘事項がないかもしれませんが、分からないところがあれば何でも相談したほうが良いと思います。


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