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(5) 設計
どんな家にしたい? 設計スタート〜設計完了〜工事会社決定まで
家づくりのパートナー(設計者)のメドがたったら、
パートナーと共に家作りを考え始めましょう。
ここで重要になってくるのが「(1) 暮らしのイメージ」です。
土地(敷地)+環境+暮らしのイメージ、さえあれば
あとはプロ(設計者)が住まいの姿を具体的な形にして提案してくれます。
どんな家にしたいのか、設計者にじっくりと話をしましょう。
一緒に家づくりをするパートナーとして、信頼し合えることが大切です。
コラム/図面はプロに任せて!(素人は図面を書いちゃダメ!!)
その1.事前調査〜基本計画
まずは、下にあげる資料や情報を集めましょう。
基本的には、土地の情報があれば設計者が他の資料を集めてくれます。
基本計画にかかる費用はコチラ↓
□土地の事前調査
- 敷地の形状
- 道路、上下水道、電気、ガスなどのインフラ状況
- 近隣の建物の状況
- 敷地の環境(風、景色、水はけ、音、空気、歴史、方位など)
- 地盤調査
□敷地にかかる法規制チェック
□暮らしのイメージを大きくする
上記の資料より、いくつかの計画案が生まれるでしょう。
きっと、家作りで一番ドキドキ、ワクワクする瞬間となるでしょう。
その計画案をそのまま建てる必要はありませんが、 この計画案によって家作りのパートナーが自分にふさわしいのかも確認できるはずです。
その2.設計契約
設計者(家作りのパートナー)が決まったら、 設計者にどのような仕事を頼み、 どれくらいの設計報酬を支払うかを取り決めた設計契約をします。
設計契約とは、設計・監理をする建築士事務所と業務委託契約をすることです。
その3.基本設計
図面や模型、パースなどによって具体的な建物の姿を決めていきます。
具体的な姿が見えてくると、新たに要望や暮らしのイメージが出てくるかも。
それをどんどん肉付けしていき、どんな家にするか決めていきましょう
■基本設計で決めること
- 建物の間取りや配置など・・・平面計画、空間構成
- 建物の外観など・・・外観計画、外部(庭・車庫など)計画、仕上げの材料
- どんな構造にするか・・・構造計画
- 水周りやガス・電気など・・・設備計画
- この家での工事価格は?・・・概算
- いつまでに家を完成させるか・・・スケジュール(設計・工事工程)
■次のステップ(実施設計)に進むまでに作られる資料は
- 基本設計図(平面図・配置図・立面図・断面図)
- 概算書(状況に応じて)・工程表・仕上表
その4.実施設計
基本設計で決まった内容を元に、実施設計図を作成して、より細かい点まで決めていきます。
■実施設計で決める内容
- 窓やドアの種類や色・素材、ガラスの種類など
- 天井の高さや空間構成、窓やドアの位置など
- 作りつけ家具や既製品家具など
- 水周りや照明、ガス機器など具体的に使用する機器
- コンセントやスイッチの位置
- 細かい備品や建材の種類・色・仕上げ方法など などなど
どのような工事をするか、施工者(工事会社)へ伝える情報となるのが
実施設計図です。
この図面の内容で施工者と契約することになりますので
分からないところや気に入らない所があったら、早めに相談してみましょう。
工事途中での変更はコストアップにもつながりますので、
ここできちんと把握しておくことが重要です。
■実施設計が終わると、この図面を元に工事会社に「見積」をとります。
□実施設計図(概要書、特記仕様書、各詳細図、展開図、建具図など)
□構造図、設備図
その5.確認申請・他関連法規制申請
家の内容が具体的に決まったら、この家が法にのっとっていますよ、と認めてもらうための申請をします。
これは地域や建物の構造・規模、土地によって変わってきますが、申請自体は設計を依頼した「建築士」が代理者として行います。
■確認申請とは
確認申請とは家の建築が建築基準法にのっとっているかを審査し、認定してもらう為にする申請のことです。
実際には、家の確認申請書と付近見取り図、敷地求積図、配置図、平面図、立面図、断面図、シックハウス関連資料、構造の計算書などを提出します。
審査が終わり、承認されると、確認済証が交付されます。
その6.工事契約
複数の(もしくは指定の)施工会社から見積をもらい、内容とお金の調整、相談をした後に、建築主自身が施工会社を決めます。
信頼できる施工会社かどうかは「設計者」がチェックしてくれます。
・・・つまり設計施工の場合はこのチェックができないんですね。
■施工会社が決まったら
施工会社から契約書、内訳明細書、設計図、工程表などをもらって、
工事契約をします。