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Fアフター・メンテナンス
家作りは引渡しで終わったように思われますが、
ここからが長い家との付き合いになるわけです。
家族構成の変化、経年変化による劣化、
その他時期によって家に手を加えていく必要がでてきます。
つまり、暮らし初めてからも家作りは続いていくんですね。
そこで、設計者や施工会社は一生「暮らしのサポーター」になるわけです。
ここでは、引渡し後、どのようなメンテナンスが必要になるか紹介します。
使い勝手が悪い
生活し始めると使い勝手が悪いな・・・、と思うこともあるかもしれません。
作りの問題であれば、施工会社に相談して取替えや修理をしてもらいましょう。
デザインの問題であれば、一度設計者に相談してみましょう。
何か対応策がみつかるかもしれません。
また、家は完成して使用し始めてから不具合が見えてくるものです。
それぞれの家の環境、季節、使い方によって、家にかかる負荷が違うからなのです。
そのため、取替えや修理が必要になるかもしれません。
また、何年もたって、故障や劣化のため修理が必要になることもあるでしょう。
そんなときは、設計者や施工会社に相談してみましょう。
設計や施工をした会社は家のことをよく理解している「暮らしのサポーター」なのです。
定期的なメンテナンス
工事会社は引渡し後の1年、2年などの節目に検査をします。
そのときに使い勝手が悪かったり、トラブルがあったりしたら相談してみましょう。
また床のワックスがけなど、定期的なメンテナンスをして家の劣化を防ぎましょう。
換気扇のフィルター交換も忘れずに!
24時間換気でも、フィルターのメンテナンスをしないと効果がなくなってしまいます。
換気扇や水周りを重点的にハウスクリーニング業者に頼むのもオススメ。 素人ではなかなか掃除できないところまで手入れをしてもらえたら、 故障、劣化しにくくなります。
外壁や屋根の状態も定期的に確認しておきましょう。
よく「フリーメンテナンス(手入れいらず)」という言葉を宣伝文句で聞きますが、
全くメンテナンスをしなくてよい家なんて無いはずです。
定期的なメンテナンスを意識し、早めに手入れをした方が長年住める家になります。
10年程度でメンテナンス
家自体は何十年維持できるものであっても、外壁や屋根、設備機器はそれより早くに劣化してしまいます。
10〜15年がメンテナンスをするめやすの時期だと思います。
その頃になると、家族の構成も変わってきます。
メンテナンスをするのに合わせて、リフォームをするのも良いでしょう。
新築時にはあまり考えられないことかもしれませんが、10〜15年に必要な修繕・リフォーム費用を考えておく必要があります。
分譲マンションでは「修繕積立金」を毎月集めるところがほとんどですが、戸建の家でも「修繕積立」をしていると良いかもしれませんね。