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設計契約の詳しい話
設計契約とは、設計・監理をする建築士事務所と業務委託契約をすることです。
ここでは、設計契約に関わるお話を紹介します。
設計契約で契約する内容は
建築設計・監理業務委託契約書を設計者との間で交わします。
基本的に、設計図の作成・見積・工事監理などの項目がありますが
場合によっては設計だけ、監理だけの契約になることもあるでしょう。
設計者との信頼関係を保つためにも、
自分たちが依頼する内容にどれくらい費用がかかるか
また、業務外でかかる費用はどれくらいなのか、最初にはっきり確認しておきましょう。
設計・監理費用は数回に分割して支払いすることが多いのですが
その支払いの時期もこの契約で決めることになります。
設計契約で必要なお金は?
設計契約をすることで、設計事務所に支払う報酬は事務所ごとに決まっています。
どの業務範囲にどれくらいの費用が必要で、
そしてどの時期に支払いするのかを確認しましょう。
よく、工事価格の●%、という示し方をすることがありますが
基本的にはその業務にかかる人の能力とその時間によって決められています。
設計契約時に必要な費用は、設計費用の何分の一かになると思います。
分割して支払いする形になる場合は
・着手時
・設計契約時
・基本設計完了時
・実施設計完了時
・着工(工事着手)時
・上棟時
・竣工時
などのタイミングに支払いすることになるでしょう。
設計契約と工事請負契約の違いは?
家を建てる上で「契約」って何回するんだろう?
なんて思う方もいるかもしれません。
土地の契約、ローンの銀行との契約、設計契約、工事契約
間にプロデュース会社が入ればそことも契約・・・。
これを全部まとめてお手伝いしてくれる会社もあるでしょうから
やたらと契約書を書かされる印象があるかもしれません。
設計契約は、設計者との契約
工事請負契約は、工事会社(施工者)との契約です。
設計施工一貫工事を行う会社では、この二つの契約をまとめて行うこともあるでしょう。
設計契約って監理の分も契約するの?
基本的に設計・監理でまとめて契約します。
実際設計した人の意図を別の監理者に理解してもらうのは難しいと思います。
ただ、状況によっては設計者と監理者を別の人に依頼することがあるでしょう。
そのような場合、設計者と監理者を分けて契約することも可能なのですよ。