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住まいの安心・安全
近年のニュースをみても、食品偽装、耐震偽装に始まり、凶悪犯罪の増加など、
「安心・安全」が時代のキーワードといわざるを得ません。
住まいの安全・安心を守るには、自分自身が、安心安全なものを選ぶ力、
安心安全な環境をつくる力が必要とされてきているのかもしれません。
ここでは、安心・安全をキーワードに住まい、暮らしを考えてみたいと思います。
住まいの環境に関する安心・安全
■ 住環境の安全 〜土地探し〜
今日の日本では、凶悪犯罪が多発し、身の安全を自らで守らなくてはいけない時代になってしまいました。
土地を探す際は、交通の便だけではなく、夜の人通りなども考慮に入れた方がよいですね。
子供の通学路などは、忘れずにきちんとチェックしておきましょう。
コラム/学校までの環境(入りやすくて、みえにくい場所は犯罪の温床)
■ ご近所つきあい
昔に比べて、近所つきあいは少なくなり、マンションなどでは隣に住んでいる人がどんな人かも知らないケースも多くなりました。
しかし、近所の人と付き合うことは、面倒なことだけではないはず。
地域の目は、防犯にも役立ちますし、非常時には助け合えるもの。
やはり、日頃からのあいさつから、関係をつくっていきましょう。
住宅に関する安心・安全
■ 地震への備え
大地震の懸念がされる今日、住宅も地震に備えておくことは、生命に関わる問題といえます。
新築の場合は、耐震性の高い住宅を、建物が老朽化してきている場合は耐震補強をと対策をしておきたいものです。
また、新築物件では、耐震性を考えるだけではなく、きちんと施工してあるかも、重要なポイント。
きちんと施工されていないと、十分な力を発揮できない場合があります。
しかし、素人ではきちんと施工できているかは分かりません。ですから、監理を第3者の目で確認することは、 重要な問題なのです。
■ 防犯への備え
防犯への備えとして、住宅に設けられる設備として、
セキュリティーシステム・防犯ガラス・シャッター・ピッキング対策鍵・人感センサーライトなどがあります。
それだけではなく、全体の計画では、死角をなくすプランを考えておくことも重要です。
外の人に見られたくない、と高くて外から見えない塀を作ると、泥棒が入っても近所の方が気づかないのです。
泥棒にとっては「入りやすい」家なのですね。
窓に格子を付けたり、小さい窓だから大丈夫…、と思っている窓から侵入されることもあるそうです。
設備に頼らず、自分たちの「戸締り」のこころがけと、不審者がいたときに近所の方に気づいてもらえるようなご近所付き合いも防犯への備えにつながります。
■ 家庭内の事故
子供や、高齢者のいる家庭では、家庭内の事故にも気をつけなければなりません。
階段、玄関など段差のある場所、手すりの形状次第では怪我が起こりやすくなります。
また、小さい子供が一人で浴室に入り込んで、転倒・溺水事故を起こさないこと。
挟まれにくいドアにすること。
プランも含めて、十分考慮しておきたいものです。
■ シックハウス 〜素材選び
新建材に含まれる、化学物質に反応していろいろな症状が起こるシックハウス症候群。
今、症状がなくても、人体に蓄積され、許容量を超えると発症する場合もあります。
素材選びは慎重に、自然素材を選びたいものです。
暮らしに関する安心・安全
安心・安全な環境をつくる意識を持つこと、そこから暮らしの安全が生まれます
■ 子供との関係
日本の子供は、世界の子供と比較して、孤独を感じている子供が多いというデータがあります。
その原因はどこにあるのでしょうか?
文化や社会情勢などさまざまな因子が重なっての結果なのだと思いますが、 子供と親の関係を改めて考えさせられる問題といえます。
子供をどのように育てていくかは、住まいのかたちに反映したいものです。